ココカラハジマル
それから、一時して
高校1年生が終わりを迎えた。
完全に春の暖かい匂いと空気に包まれる
肌寒いけれど、暖かい。
桜も散っているような季節だ、
-agapansasu-には、結局言っていなくて
なんだか勇気が必要で、
あの店はもうないんじゃないかな、
とか思ってしまう。
あれは、ユメだったんじゃないかな
そうだとしたほうがいいのかな
とさえ思っていた。
特別なクリスマスプレゼントだった
のではないか…
と。
なんだか関係ないのに保健室にも
行きづらくていってなかったり…
とにかく面倒くさいのが嫌いな私が
一番面倒くさかったり…
なんて、もう2年生だよ私。
あと2年間もやっていけるのだろうか。
始業式。そんなことを考えていた。