*恋の味[上]*【完】


少し歩くと下駄箱についた。

「あった!やっとついた〜!」

時間をみると…

「やっやばい!あと1分で朝会始まっちゃう!」

「お前は怒ったり安心したり焦ったり忙しい奴だな〜」

「う・る・さ・い!ほらっ早く!」

私は素早く上履きに履き替え、階段をかけあがる。

「おい!そっち遠回りになるぞ!」

「え"、も〜!もっとはやくいってよ!」

反対側の階段まで走ると、またかけあがる。

「2階だからな?」

「そのくらい分かってる!」

嘘。これも知りませんでした。

あと少し!


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