君だけを・・
私は別に先輩を好きなわけじゃない…

ただ先輩の思いがどれだけのか知りたかった…

「……ゆりとは別れる…それじゃダメかな?それとも君と付き合ったらゆりのことも過去のこと何もかも許してくれるかい?」



先輩は私と付き合っても私を好きにならない…

きっとゆりちゃんを思いつづけるわね…

「今のは忘れて下さい…先輩の思いがどれだけなのか知りたかっただけですから」


先輩はホットした。

「でも…まだゆりちゃんを許すことはできません…」


「……」


「ゆりちゃんがどんなに後悔していようと居場所をなくそうと私の中ではまだトラウマなんです…できたらもう二度と会いたくないんです… ゆりちゃんとゆうには…」

先輩は黙っていた…。
< 55 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop