君だけを・・
それからは勉強と進路のことでゆうのことは忘れようとごまかした。


久しぶりにマキと話してると・・

「あのさ・・舞・・・噂で聞いたんだけどね・・」


「うん?何?」


「ゆりちゃんあの子今地元から離れた大学に行ってるらしいの・・」

ゆりちゃんか・・あんまり考えたくないな・・地元に居場所なくしたとはいえ、今は先輩とより戻って愛されてる・・・。



「何か・・いろいろ大変みたい・・」



「大変て?」


「もともと遠くに進学したのは、噂や周りの非難の目を逃れるつもりだったらしいけど、そこに通う大学で、高校時代のことを何らかの形で知られたらしくて・・噂になっていろいろ言われてるみたい・・あと同じ大学に先輩を好きらしい人がいたらしくてその人が主犯らしいけど・・・」

「・・・・どうしてマキはそのこと知ったの?」


「合コンがあったとき、別の席での話が聞こえて・・内容がゆりちゃんらしいからたぶんって思って・・で高校のとき、ゆりちゃんが最後同じクラスだった人が私の友達と友人だったの・・それで進学した大学きいたら当たってて・・」



「そっか・・・」


彼女は未だにそういう非難を周りから受けてるのね・・


だけど・・まだ私は許せない・・・
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