君だけを・・
「二股？どういうこと？」

連れの女が聞く・・


「大学で有名だったのよ・・高校のとき、イケ面の先輩と付き合ってたくせに、幼馴染の彼女がいる男と浮気して二股してその彼女を自殺に追い込んだって・・可愛いからって男を手玉にとる嫌な女って・・」


クレーム女はゆりと同じ大学でそのことでゆりを面白おかしくいじめた女でもあった。


ゆりは黙っていた。


「黙ってないで何か言ったら？そうだ、嫌な思いさせたんだからタダにでもしてよね？」


「・・・」

ゆりが何も言わないのに腹をたてると・・


「あーらごめんね」

クレーム女はわざと水をかけ、連れの女性は笑っていた。

支配人らしき人がきて・・


「お客様何か・・？」


「この女が注文まちがえて不愉快な思いさせたのよ！もう待つ時間ないし、どうしてくれるの！」


「もうしわけありません・・」


結局タダさせ、クレーム女たちは帰っていく・・ゆりは後ですぐに来るように呼ばれていた。


舞は一部始終みて唖然とした・・


ひどいイジメだった・・ゆりちゃん大学のときでもこんないじめを？


舞は呆然とした。



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