◆ キャッツ



いつもの部屋で目が覚めた


いつも通りの朝。



「よかったぁ…」


私は地味に寝癖のついた頭をそのままに
一階へ降りて行った


パンの上で溶けるバターの匂いで
少しお腹が空く



これもいつも通りで。


やっぱり。




アレは夢だった!



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