見知らぬカレと同居生活！？

頭をがしがしと掻きむしる快晴くん。

「とにかく！
俺は、中塚にはあんま近づくな、て前に言ったのに、お前らベタベタしてるし！！
アイツ、あんまり女に誠実じゃなさそうだから忠告してやってんのによ」

「だって……快晴くんが言ったんだよ？先輩とお化け屋敷入れ、って………」

「……………」

快晴くんは、眉間にシワを寄せて、黙り込んだ。

しばらくして口を開いた。

「………それは。
先輩がお前のコト誘いまくってんのに、俺が止めるのも変だよな、とか考えて、
そしたらつまり、行ってこいよ、って言わなきゃおかしいじゃねーか………」