見知らぬカレと同居生活!?
「いーから、とりあえず出るぞ」

「あ!ま、待って!!
置いてっちゃヤダー!!!
わっ!?きゃぁぁぁああ!!」

お化けにビックリしたあたしは、その場に座りこんで、頭を抱えてしまった。

ハァ………と溜め息をついてから、快晴くんが戻ってきてくれた。

「ほら、立てるか?」

手を差し出して、あたしの手を待つ。

ゆっくりと手を出すと、ぐんっと引っ張られて、快晴くんの真ん前に立ち上がった。

< 121 / 206 >

この作品をシェア

pagetop