見知らぬカレと同居生活!?
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ど、どうしよう、食器も片付けたし、お風呂入る時間………。

あたしがバスタオル抱きしめて固まってると、
備え付けのテレビ観てた快晴くんが、立ち上がった。

「……コンビニ行ってくる。」

「あ、そ、そう?気を付けてね。」

気をつかってくれたのかなぁ。
良かったぁ、お風呂入れる~♪


長風呂のあたしは、それから1時間近くノンビリ入っていた。

ホントに狭い1Kのアパートだから、脱衣場はなく、お風呂から出たら正面が小さなキッチンで、すぐ左手は玄関だ。

春とはいえ、まだ夜は肌寒い。
玄関横は冷えるので、いそいで体を拭いて、パジャマを着ようと、手を伸ばした時だった。

ガチャ!!
玄関が開き、足元を見ながらうつむいて入ってきたのは快晴くんだった。

「き、きゃぁぁぁぁああ!!!」

「わっ!!!わりぃ!!」

また、バタンと外に出てってくれた快晴くん。

あたしは急いでパジャマを着ると、玄関をあけて顔をのぞかせた。

「さ、寒いから入って!!」

快晴くんは髪をクシャクシャとかきながら入ってくると、
黙ってまた荷物を片付け始めた。

「そろそろ終わったかと思ったんだよ。マジごめん。」

「いやっ、あたしもお風呂長すぎたから、ゴメンなさい!
つ、次、快晴くん入って??」

「あ?ああ……」
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