見知らぬカレと同居生活!?
「想良………顔あげて?」


ドキィ!と心臓が跳ねた。

いいい今、あたしのコト、名前で呼んでくれた………///


快晴くんが、あたしの頬を両手で包み込むと、優しく持ち上げる。


快晴くんの茶色いビー玉のような瞳に見つめられ、あたしの頬はドンドン赤く染まってゆく。


い、言わなきゃ………

快晴くんのコトが好きだ、って言わなきゃ。


「あ、あたしね………!」

「さっき………中塚に抱きしめられてたのって…………なんで?」

ズキッと胸が痛んだ。


「それは………」


「中塚と………付き合ってるのか?」


「そっ!!!そんなハズない!!そんなのあり得ないよ!!

あた、あたしが好きなのは────!!!」


「ちょ…………待って。
ゴメン、それ………言うな」
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