見知らぬカレと同居生活!?
「あ…………いや、俺もカッとなってわりい………」


とつぶやく快晴くんをこっそり見上げると、真っ赤になっている。


あれ…………赤くなってる……


そして、快晴くんは、あたしをきつくきつく抱きしめた。


「さっき………」

と、赤い顔のまま快晴くんがあたしを見つめた。


「さっきの、お前が言おうとしたコト………言おうとした勇気をさ、俺にくれよ。

その勇気、俺がもらうから。

俺に言わせて。


想良。

お前が好きだよ。


俺の“そら”になってくんねーかな。

いつだって“快晴”にしてやるから………さ」



そうして、あたしの大好きなあの笑顔で、ニッコリと笑い、あたしをもう一度抱きしめた。
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