見知らぬカレと同居生活!?
「ちゃんと………翔弥先輩にも話をしないとダメだよね。

うまく、話せるかなぁ………
あたし…………」

「────あ、大野くん」


美羽ちゃんの声に振り返ると、
快晴くんと、ヒロと悠斗くんが、こちらへ歩いてくる所だった。


「あーっ、美羽ちゃーん♪みんなぁ!」

あたし達に気付いたヒロがうれしそうに走ってくる。

快晴くんと目があった時、
フッと優しく微笑んでくれて、照れくさくってうつむいてしまった。



「いやぁ、快晴にさっき聞いたとこ!!
おーめでと!想良ちゃん!!」

ヒロが大きな声で笑い、快晴くんと肩を組んでみせた。

迷惑そうにしながらも、笑ってる快晴くんを見てたら、素直に嬉しくなって、みんなにお礼を言った。
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