見知らぬカレと同居生活!?
「おら!自転車とばすぞ!!
しっかりつかまってろ!!!」


「え!?ちょ!
きゃ、きゃぁぁああああ!!!」



坂道を、ブレーキもなしに転がりおりる。

ちらりと見えた快晴くんの横顔は、まるで子供みたいな可愛い笑顔だった。

あたしが大好きな、バスケをしてる時の素直な快晴くんの笑顔だった。
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