見知らぬカレと同居生活!?
「なに笑ってんの??
 あ、窓から何か見えた?
 なに、なに??」


「ばぁか(笑)。お前だよ!
 ほんっと、見てて飽きねぇな」


 柔らかくほほえむ快晴くんに、ドキドキする…………////


 どうしよう、こんなに幸せで。


 ふと真顔になった快晴くんが、
 
「あのさ………ひとつだけ聞いておきたいんだけど―――」

 と言い掛けたとき、

~♪~♪~♪

快晴くんの携帯電話が鳴った。



「………大家の北沢さんだ。
 なんかあったのかな……
 ちょっとはずすわ、悪い」

と快晴くんは、店内の周りのお客さんを気遣ってか、店の外へ出た。


なんだろう………北沢さんの体調ならもうすっかりいいって聞いてたのに………


不安だなぁ
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