見知らぬカレと同居生活!?
「快晴くん!!??ココの大学!!??」

「おま、ココの大学だったんか。」

………し、しかも、教育学部の歓迎会会場にいるのだから、
同じ学部だ………。


「なに?2人、知り合い??」

先輩方はニコニコしてた。


「知り合いなら話が早いかな?
みんなで仲良くなってね。

そろそろ、ミスキャンとミスターが来て挨拶するから、それも聞いてってよ♪」


じゃあ、と、違うグループにまた声をかけに行った先輩方を見送ってから、

はた、と快晴くんと目が合った。


「何~!?2人、知り合い??
高校が同じとか!」

瞳ちゃんがニコニコと聞いてくる。

「いや……あの、……えーっと……」

「入学式で席が近かっただけだよ。なぁ。

初めましてぇー。」

口籠もるあたしを無視して、
快晴くんはサラッと話をごまかした。

……そりゃ確かに、一緒に住んでます、なんて言えないけどさ………。
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