見知らぬカレと同居生活!?
手荷物からカギを取り出し、
カギをあけ勢いよくドアを開いた。

「初めまして~!!想良だよー♪………って、えぇぇぇえ!!??」

勢いよくあけたドアの向こう、ワンルームの部屋には、
目をまん丸にさせたまま、こちらを眺めている男の子が座ってた!!??

「ちょ、ちょっとー!!ここあたしの部屋だよー!?」

「はぁ!?俺の部屋だよ!!」

どどど、どゆこと!?
あたしはパニック!!

あたしと同じように口をあけたまま
こっちを眺めている同い年くらいの男の子。

柔らかな茶色の髪をゆるやかに散らしてある。
キリリとした眉に、まっすぐな鼻筋で、小さく整った顔。
外国の少年みたいだ……。

茶色く透き通った瞳はくりっと大きく、でもどこか意地悪そうな光もたたえていた。
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