見知らぬカレと同居生活!?
快晴くんの大きな背中を見つめながら歩いていると、

その背中がくるっと回り、
快晴くんが、顔を向けた。


「あのさ、小早川。」


「は、はい!?」


「梨華のコトだけど………」


「………うん。」


「あいつは1つ年上で、高校んとき付き合ってたんだ。
先にあいつが、大学入って、少し距離ができてきて……」


「………うん。」


「そんな時に、梨華はミスキャンに選ばれた。元々、よく男に声かけられるヤツだったけど、ミスキャンになってからは更に増えた。
その辺りから、俺が、あいつとますます距離を置くようになってさ。
で、自然消滅……、てやつだ。」

「………うん。」
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