見知らぬカレと同居生活!?
さっきの涙が嘘みたいに、なんだか笑えてきちゃって、
笑顔で快晴くんを追いかけた。


快晴くんも、走りながら、相変わらずあたしと距離があきすぎないよう、速度をゆるめてくれてた。


快晴くん。
元カノのコト、まだ、好き??


あたし………あたしは………。



このドキドキした気持ちは、どこから来るんだろう。





その日の夜は、なかなか眠れなかった。


快晴くんは、今夜もギターを弾いている。



雲もなく、月がキレィな夜だった。
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