見知らぬカレと同居生活!?
帰宅してから、夕飯の支度をしていると、
バタンと玄関の音がして、快晴くんも帰ってきた。

同居もいくらか慣れてきちゃって、お互い、早く帰宅したほうが食事の支度、と、
なんとなく決まってきた。

いつもなら、この流れだと、

「ただいまー。
おお、わり。今日も支度させちゃったなぁ。」

とか声かけてくれるのに、
今日はなんだかブスッとしてて、黙ったままだった。


と、思ってると、

「今日、学食でよー……、
あいつと話してたよな?
中塚。」

と口を開いた。


「へ!?ミスターさん!?
うん、話したけど……快晴くん、見てたの??」

「…………………」

………また、黙っちゃったよ。

なに怒ってんの?快晴くん。


「あいつとは、あんま話すな。」

「な!?なんで???」

「いーから。」

「そんな!納得できないのに、聞けないよー!なんでなの!?」


「………あいつは。
梨華と付き合ってたコトがあるんだよ。」


「……なによ。梨華さんへのヤキモチ???」
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