見知らぬカレと同居生活!?
「けっこレベル高いよな、これ……」

と呟きながらも、快晴くんは、レポートの隅のほうに、スラスラと英文を書き始めた。

「お前もまたレベル高いのをレポートに選んだなぁ。これ、いくつか選択できたろ!?簡単なのにしろよ、バカ」


悪態をつきながらも、しばらく英文をいくつか書きなぐったあと、

「だいたいのヒント、ここに書いたから、これ見ながらまとめてみろ。」

と、シャーペンを机に転がした。


「わ、わぁ……!すご!わかりやすい~~!!
ええ!快晴くん、すごーい!!ありがとう!!!」


思わず満面の笑顔で、快晴くんを見上げた。


快晴くんは、じっと見下ろしてたけど、徐々に赤くなって、横を向いた。


「お礼はいいから、最後までちゃんと仕上げろよ?」


「はぁぁあい♪大野先生ッ♪」


「ばーか」

快晴くんが小さく笑った。

あ、なんかすごく嬉しい♪


そこからまた何分かレポートに首っ引きになって書きすすめた。


途中、何度か快晴くんにまた質問したけど、そのたびに分かりやすくヒントをくれる。
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