見知らぬカレと同居生活!?
あたしが質問するたびに、快晴くんはちゃんと隣に座ってくれて、真剣に考えて教えてくれる。

快晴くんは真剣にしてくれてるのに、
不謹慎にもあたしは、こっそり快晴くんの横顔を見つめていた。


まつ毛長いなぁ……。
鼻も高いし。

ていうか、目、大きい!
なんでこんなキレィな茶色なのかな。外国人さんみたい。

髪も茶色んだよねー。
地毛っぽい茶色。
いいなぁ、あたしなんて地毛は真っ黒なのを、カラーリングでごまかしてるのにさぁ。

前髪、少し長め………
「聞いてんのか!?
小早川!!」


ハッと快晴くんの目を見ると、
快晴くんは顔をこちらに向けてあたしをにらんでいた。


「さっきから、上の空だろお前は。」

「ごごご、ゴメンなさい!!」


はぁ、とため息をつかれた。
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