黄色い笑顔




「美冬〜〜〜……美冬ってば!」


ベシッ

「いったーい!何するのよ!」


私は詩音に叩かれた
頭を涙目になりながら
さすった


「何って人のはなし聞いてる?」


「あっ!ごめん……」


「なんかあった?美冬ちゃん」


「ううん。何でもないよ!!」


きっと気のせいだもん

木下くんは怒ってない

だからまだ美香ちゃん達には
言えないし。







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