月光歌
「そっか」
安心したように優しく微笑んで居た。
ホテルに着き、案内されたのは16階のスウィートルーム。
部屋も綺麗で眺めも最高だった。
私はお風呂を見たり寝室をみたりしてはしゃいでいた。
「楽しいか?」
と私に声をかけた大和をみると、ソファーに座りながら優しく笑っている大和さんがいた。
そんな大和さんに少しドキッとしたのは内緒だ。
「風呂先に入って来いよ。広いから遊べるぞ?」
なんて意地悪そうに笑いながら言ってきた。
「遊びませんよ!」
なんて言い捨ててお風呂に向かった。