月光歌
第2話
ー昼休みー
5人でお昼を中庭で食べていた
「てゆーか!俺は週末予定あるって断ったのに何で週末遊ぼうとかいうんだよ!」
「だって断るための口実で嘘だったじゃない」
「俺そんなにわかりやすかった!?」
「馬鹿ね私たちが分からないわけないでしょ?」
そんなことを恭平と言いあってると私の携帯が震えた
ヴーヴーヴー
「あれ?お父さんだ」
「なんて書いてあるの?」
ーーーーーー
大切な話があるから
早めに帰って着てね
ーーーーーー
なんだろ?
なんかしたっけな?
「なんでもないよっ!早く帰って来いってさ」
「あずちゃんがそんなこと言われるの珍しいね」
「だねぇ…」
「なんかやらかしたのか?」
なんて龍也が優しく聞いてくるから
「大丈夫!多分晩御飯食べに行くとかそんなんじゃないかな?笑」
「…そっか。美味しいの食べれると良いな?。」
なんていって頭撫でられるからなんだかくすぐったい…
「あれれ~何?2人ってそう言う感じ?笑」
「ちょっと!未姫やめてよ!」
なんて恥ずかしいのを必死に我慢してたら
そのときの恭平が顔をしかめてたことにも、乃愛が笑ってなかったのも気づけなかったんだ…。