プロトコイル
突然、無音の空間で奇妙な音が響く
『どこから聞こえるんだろう。』
耳に意識を集中し辺り見渡す。音は角に置いてある段ボールから聞こえてくる。
未知なるものに抱く恐怖を掻き消したく。
段ボールの中を調べてみることにした。
音がする段ボールの蓋を開けてみる。
『うっ』
目の前の光景に声を失う。1メートル四方の段ボールの中には、
溢れんばかりの虫の群れ
気持悪さのあまり、声も出せず、ただ眺めていることしか出来ない。
呼吸を整えようとしたその時、
段ボールの中から一斉に虫が飛び出す。
心拍数があがる。虫の這う音と心臓の音それしか聞こえない。
『どこから聞こえるんだろう。』
耳に意識を集中し辺り見渡す。音は角に置いてある段ボールから聞こえてくる。
未知なるものに抱く恐怖を掻き消したく。
段ボールの中を調べてみることにした。
音がする段ボールの蓋を開けてみる。
『うっ』
目の前の光景に声を失う。1メートル四方の段ボールの中には、
溢れんばかりの虫の群れ
気持悪さのあまり、声も出せず、ただ眺めていることしか出来ない。
呼吸を整えようとしたその時、
段ボールの中から一斉に虫が飛び出す。
心拍数があがる。虫の這う音と心臓の音それしか聞こえない。