BloodButterfly


「…お前…今度から倉庫で晩飯食え」



『なんで?』



「……なんでも」



『無理』



戒里は少し睨みながら聞いてきた



「何故だ」



だって夜ご飯食べる頃には…



『…この髪と目…夜にはこうなるの』



目ならカラコン入れるけど髪はかつらだけじゃばれる



「…そうか」



『うん』



戒里は心配してくれたんだよね…


『…ごめんね、ありがとう』



「…毎晩電話していいか?」



『ふふ、いいよ』


きっと食べたか確認するんだろうな


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