BloodButterfly


男が行ってからは柑橘系の香水の匂いだけが残った



表の人間の癖に…あんな目…



ピクッ



血の匂い…


もしかして…Eagle?


私は血の匂いがしたところまで走って行った



『…ハァ…ハァ』


私が着いた先には倒れる女とその傍に男が一人と…その女を殺したであろう男が一人立ってた


『……Eagle…』



見つけた…まさかこんな早く見つかるなんて思わなかった…



男は振り向いて私に拳銃を向けてきた


「…誰」



正直…驚いた
私と同じぐらいの歳…



「神無月!!」



は?


声を発したのは奥に立ってる男だった


< 105 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop