BloodButterfly


まぁ…來のあの目だって私があんな目にしたんだものね


私が近くにいたら…嫌よね



それにあいつらがいれば來は死ぬ事はないでしょうね



『…よく本名じゃないって分かったわね』



「……俺をなめてんの?そんなの調べれば分かることだよ」



『…調べたならごく普通の情報でてきたんじゃない?』



「うん…普通すぎるよ
あんな情報の人いるわけない」



ふうん…頭キレるみたいね?



『…気になるなら調べてみなさいよ』



調べるだけ調べればいい…



私のことは絶対何一つ捕まらないはずよ



「……ヒント頂戴」



『ヒントは……アゲハ…毒蝶…独蝶…このぐらいかしら?』



アゲハ毒蝶独蝶は私のコードネーム組む相手が違うと呼ばれ方も違った


蝶ばっかり…縁あるのかしら



私はそんな美しくないのに…毒蝶ならあってるのかもね



「……チッ」



は?舌打ち?
なにこいつ


まぁいいや…私は早くこのUSBカードの中身を見たいのよ



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