BloodButterfly
「こんな小娘がBloodButterflyだと?
…組織も落ちぶれたもんだな
海斗様のお気に入りだってからどんな美人かと思ったら
こんな小娘か
美人でも小娘じゃぁなぁ…
海斗様はロリコンだったのか?
落ちぶれたもんだ‥ガハッ 」
男は喋り終わらないうちに血を吐き出した
朱い女が蹴ったからだ
でも…蹴っただけでこんなに血を吹くか?
どんだけ力強いんだよ…
「お前みたいなクズが海斗さんを悪く言ってんじゃねぇよ」
女はすごく怒っていた
海斗って奴が大切なのがすごく伝わった…
朱い女は男を睨みつけていた
パァン
その隙に女が銃で朱い女を打った
「…ぁちゃ~、やっぱ両手使えないの不便だわ~
完璧に避けられなかった…
あ、喋んのキツイ…」
嘘だろ?
銃弾を避けたってのかよ?
どうやって?
両手あったら完璧に避けてたのかよ…
こいつ何者だよ…