BloodButterfly


さて…帰ろ


私は殺すだけ殺して家に来た


後片付けは他の人がやってくれる


あ~部屋に入ってすぐ殺せばよかった…



あ、飴かお!



私は着替えてから近くのコンビニへ行った



「いらっしゃいませ~」



あ、お金忘れた…どうしよう…


帰んのだるいしなぁ…



『あ…ねぇ金貸してよ』



私はすれ違った男の腕を掴んで呼び止めた



「は?」



目の前には明らかにオフモードのEagle

こんなとこで会うなんて
近くに住んでんのかな?



『…ねぇ、聞いてんの?』



Eagleは、はっとしたような顔で口を開けた



「…お前…」



なにか言いかけていたがやめていた


『…飴、買って?』



Eagleはため息をついて飴を買ってくれた



『意外と優しいね』


私は飴を買ってもらえてご機嫌だった


こいつは海斗さんの情報を流してたやつなのに



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