BloodButterfly


「え~麗ちゃんクリスマスイブなんだぁ
なんかロマンチックだね」


私を腕の中に閉じ込めながら善さんが言った



「麗ちゃん誕生日プレゼントあげるわね」



『ふふ、ありがとうございます』



千亜紀さんは相変わらず優しい



「麗一緒に寝よう~」



善さんが言ってきた




その数秒後撃沈



『…寝ちゃった』


「はは、善は酒弱いんだよ~」


なのにあんな飲んでたんだ…



「麗ちゃんもベッド使っちゃっていいわよ」



私はお言葉に甘えてベッドで寝ることにした


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