BloodButterfly


「狙われてる間は危ないから俺達に守られない?」



『はぁ…なんで自分達より弱い奴らに守られなきゃいけないのよ』



ピク



「僕達が麗ちゃんより弱いって?言ってくれるね」



戒里が反応した



『…事実を言ったまでよ
話しそれだけなの?だったら帰るから』


ガタッ


ソファを立つと戒里がすごい剣幕で怒鳴ってきた



「ざけんな!だったら俺とタイマンはれ!
お前が勝ったら帰っていい
けど俺が勝ったらお前毎日ここに来いよ」



『ふっ…いいわよ』



馬鹿じゃないの表の世界でのうのうと生きてるあんたが私に勝てるわけないじゃない



その態度が気に食わなかったらしく眉間にしわをよせた戒里が



「下こいよ」



私は黙ってついていった



「やられるに決まってんだろ」


武が言った


その言葉覚えときなさいよ



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