BloodButterfly


そこには小さい私と同じくらいの男の子がいて、私はその子も殺すものだと思い殺そうとしたら、海斗さんにとめられた


「俺が連れてったのはお前の実家だ」


…じっ…か……?

何を言ってるの?海斗さんは…


だって実家だとしたら…私が殺したのは


「お前が殺したのは…お前の両親だ」


なんで?



「俺は…俺はどうしてもお前を捨てた両親が許せなくて…お前に殺させた…だからあれは俺がお前に依頼したんだ…」


『嘘…嘘よ!!!』


私は我を失って叫んでいた



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