片翼の羽
ある日―――――


学校から届いた一通の郵便



『こんなん来ましたけど、どうするんですか??』



「………………」



『あんたのことや


普通はあんだがお母さんに土下座せんとアカンのと違う?』


土下座…


その時の私には屈辱的だった――――



けど…


「お願い致します」


土下座をするしかなかった―――――



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