Dear....



ア「それに、その想いを迷惑だと決めるのは、一じゃなくて、その人よ。」

一「・・・・」

ア「その人は、そんなに薄情な人なの?」



この問いに対しても、一は否定の意を示す。



ア「想いを伝えることが出来なくても、想い続けることはいけないこと???」




一は目を閉じて考え出した。どれくらい時間が経ったか解らないが、目を開いた一の顔は穏やかに微笑っていた。



ア「・・・・・・決めたんだね。」

一「あぁ。・・・・・・・・・俺は、あの人を諦めることは出来ない。諦めない。俺は、あの人が好きだ。」

ア「うん。」



貴方は諦めないと笑顔で言った。だから私も、貴方を諦めない。だけど、













貴方の中に、微かに総司が見えた気がしたんだ・・・・・・・・・・・・・







ア(気のせい・・・・・・・・・だよね?・・・・・・・・・・・・・・・・・でも、もしそうなら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2人は両想いか・・・・・・・・・・・・・・・・・)
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