Dear....
家に着いた僕達は、僕の部屋に入った。
一「で?」
総「?」
一「わざわざ家に呼ぶってことは、何か相談があるんだろ?」
一くんは時々こういう風に直球を投げて来る。
総(そんな所も一くんらしいって言えばらしいんだけどね・・・・・・・・・・・・)
でも、時間が無いこともまた事実で、もたもたしていたら、いつの間にか僕の隣に居なくなってしまうかもしれない。
それに、フィールドに立たないで負けるなんて、絶対に嫌なんだ。
総「一くん。僕は君に話がある。でも、それは相談じゃなくて、君に対することなんだってことを理解しておいて欲しい。」
一「あ、あぁ・・・・・・・・・」
一くんは急に真剣になった僕に戸惑ったようだが、もう形振り構ってられない。
総「僕は君が好きだ。」