Dear....



一「・・・・・・・・・嬉しい。」

総「えっ・・・・・・・・・・・」





驚いて一くんの顔を見てみると、一くんが泣いていた。





一「俺も、総司が好きだ。」




その答えは僕の予想を越えていた。




一「最初は俺も戸惑った。こんな感情は初めてだったし、総司も言ったように俺達は男同士だ。だから、伝えることは出来なかった。何より、迷惑になると・・・・・・・・」


総「そんなことない!!!!!」

一「!」




本当に迷惑じゃないってことを伝えようとしたら、結構大きな声を出してしまった。でも、そんなことよりも想いが通じたことが本当に嬉しかったんだ。





総「僕の好きは友達としてじゃないって解ってて、言ってくれてるんだよね?」

一「あぁ」

総「他のカップルみたいに堂々と出来ないけど、それでも?」




すると、一くんは笑顔で言ってくれたんだ。





一「それでも、総司の傍にいたい」
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