Dear....
語り:総司
一くんと僕は2歳の時から一緒にいる幼馴染みで、その日も一緒に2週間後にあるテストに向けて、2人で勉強しよう、てことになったんだ。
総「ねぇ、一くん。この問題解る?」
一「それは・・・・・・・」
総「ていうか、数学ってなんであるんだろうね。僕には理解出来ないよ。英語だったら楽勝なのに。」
一「それはお前が英語クラスだからだろう。」
一くんは呆れ顔で言うけど、文系クラスの一くんは優等生だけど数学は苦手らしい。
総(それでも、3位以内には入るんだよね・・・・・・・・・・)
そんな会話をしている時に、いきなり叫び声が聞こえたんだ。