~流れ星~
あたしは学校の準備をした。

入学したばかりの私の髪の毛はそう長くはない。

寝癖直しのスプレーをかけて、くしでとけば終わり。

そして、やっと慣れてきたコンタクトをすれば

世界が明るくなるような気がしたいた。

だけど、最近はそんなこともない。

気持ちは変わらないまま。

いつまでこんな日が続くのだろう?

そんな事を思いながらままが用意してくれた朝食を食べた。

「どうしたの、むう?元気ないんじゃないの?」

「…うんん平気だよ。」

あたしは作り笑いをした。








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