すっぱちゃっぷす☆
お昼休みの賑やかな廊下を
無言で歩き続ける愛人…



明るい周りの雰囲気とは
対照的に…



愛人が怖く感じるのは
なんでだろう…





理科室についても、
愛人は黙ったままだった。



「愛人…腕…」




遠慮がちに言う。



「……わりぃ」



背中を向けたまま愛人は、
私の腕を自由にする。



「………」



愛人は資料を集めながら



「…変なヤツだよな、アイツ…」



独り言のように言う。





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