すっぱちゃっぷす☆
「…涙の原因はキミ?」



私から愛人に視線を移す
マイティー先輩。



冷たく鋭い瞳。



いつも上がってる口角が、
今は下がってる。



低くて重たい声のトーン。



いつもの
マイティー先輩じゃない……




「だったら何だよ?」


愛人も愛人で低い声を出す。



愛人とマイティー先輩は
睨み合うように
互いの距離を縮めた。



やばい…

なんかやばい空気だ



「愛人っ……
マイティー先輩っ……」



愛人とマイティー先輩の
間に入って、
二人を離れさせようとする。



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