すっぱちゃっぷす☆
「せせ…せせ先輩!!?」



未だに捕まれた私の左手を見ると、真っ赤を通り越して冷や汗が出てきた。



「Yes,or…NO?」



そんな私をよそに…
なんて完璧な発音で聞いてくるんだろう…



先輩の瞳が色っぽく揺れる。



「オッケー!
ベリーオッケー!!!」


ミカリンが横から答える。



ちょ…

ミカリン!!



私がミカリンの方を見ると


「…!!!」


また…

愛人と目が合った…



「っ…」


しかも今度は
どこか軽蔑したような目だ。



愛人は私とマイティー先輩を
交互に見ていた。




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