すっぱちゃっぷす☆
ガタッと愛人が立ち上がり、
クルッと私に背を向けた。


そしてイライラしたように、
腰に手を当てて頭をクシャクシャにする愛人。



ど、どうしよう。

私…また愛人を怒らせた?



「なんかお前…
好きなんじゃねえの?」


クルッと方向を変えて、
愛人は私を見つめた。



「アイツが
好きなんじゃねえの?」




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