すっぱちゃっぷす☆
そんなムナに相澤は遠目からでもわかるほど赤面していた。
せっかくの一位なのに…
退場行進をするその背中は小さく丸まっていた。
応援席に戻ってきた相澤にクラス中から憐れみの目が向けられた。
前半のプログラムは済み、ランチタイムを挟んで午後のプログラムに移る。
私はグランドの隅でミカリンとお弁当を食べていた。
「マジ、ムナ狂ってるし!マジ汗臭かったし!!」
おにぎりで頬を脹らませて興奮ぎみのミカリン。
ミカリンは50m走で一着をとり
やはりムナの抱擁を味わっていた。
そんなミカリンに苦笑しながらふと視界の端に愛人が見えた。
あ…
クラスの男子数人とお弁当を囲む愛人の隣には
美川さんも座っていた。
せっかくの一位なのに…
退場行進をするその背中は小さく丸まっていた。
応援席に戻ってきた相澤にクラス中から憐れみの目が向けられた。
前半のプログラムは済み、ランチタイムを挟んで午後のプログラムに移る。
私はグランドの隅でミカリンとお弁当を食べていた。
「マジ、ムナ狂ってるし!マジ汗臭かったし!!」
おにぎりで頬を脹らませて興奮ぎみのミカリン。
ミカリンは50m走で一着をとり
やはりムナの抱擁を味わっていた。
そんなミカリンに苦笑しながらふと視界の端に愛人が見えた。
あ…
クラスの男子数人とお弁当を囲む愛人の隣には
美川さんも座っていた。