すっぱちゃっぷす☆
「っ………」


見られてた…?


思わず顔がひきつる私に


愛人は何事もなかったかのように冷たく目を反らした。


「……………」


やだ………


なんでいつも…


心がズキズキと痛み、今度こそ涙がこぼれ落ちそうになった。


唇を噛みしめギュッと堪える。


「え??だ…大丈夫?」


そんな私にミカリンは慌てる。


「え?うん、ちょっと目にゴミが入っただけだよ?」


私は無理やり笑顔でミカリンを見た。



そんな時だった。


「お尻ちゃん、お願いがあるんだけれど」


ふとマイティー先輩の優しい声がした。


< 246 / 276 >

この作品をシェア

pagetop