すっぱちゃっぷす☆
「またあんたかよ。先輩がうちの団になんか用っすか?」


愛人はイライラした様子でマイティー先輩に言い放つ。


そんな愛人にマイティー先輩はにっこり微笑むと


いきなりグイっと私の肩を抱いた。




え……?



えええ…??!



マ、マイティー先輩…?




「ああ。君に宣戦布告に来たんだ」


いきなりのことに硬直する私の肩を抱いたまま


マイティー先輩は言った。


「は?宣戦布告?」


「そうだよ。団対抗リレーで、君も確かアンカーだったよね?」


「………」


「そこで君に勝ったら、僕は彼女に正式に言いたいことがあるんだ」



私の肩を抱くマイティー先輩の手の力が強まった。



「………」


しばしの沈黙。


愛人…何て言うのかな。


この状況を見て、どう思ってるのかな。


気にしてくれてるかな、少しくらい…


ドキドキしながら私は、愛人からの返事を待った。



すると、愛人はこう言った。




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