すっぱちゃっぷす☆




「うぅ…う…」










そんなミカリンに


私の瞳からも大粒の涙が溢れだした。






「それにしてもスゲー団結できたよな!!?」


「ほんと!!俺たち最高だぜ!!」


いつの間にか全員、汗まみれの土まみれで泣き笑いしていた。


「お……お前ら最高だぁあ!!!うぅ…ッ」


「せんせ……っ」


「俺たちやりました!!!」


美川さんに至っては、泣きすぎて過呼吸ぎみになっている。




「うぅ……ひっく、ごめんなさ…」


私も涙が止まらないでいると



ポンポンと頭を撫でる手があった。












「やっぱ、ぶさいくだな」












――――え?








私が顔をあげると…


そこには愛人の笑顔があった。








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