すっぱちゃっぷす☆
「なに呟いてんのよ」




ハッ…


我に返って美川さんを見ると

美川さんはふんぞり返ってあたしを見ていた。




「関谷さん、自分が特別だなんて勘違いしてるんじゃない?」



「え?」



美川さんはふんぞり返ったまま話す。



「立川くん…私にだけ気をつけて帰れって言ってくれたわね。」



あ…

そう言えば…



美川さんはウフフと笑う。


「意味わかる?身分をわきまえなさいッ!」



なぜか異常に
上から目線な美川さん…

み…身分ってなんだ?



でもあたし…

言い返せない…




だって本当に美川さんしか…

言ってもらえなかった…



< 44 / 276 >

この作品をシェア

pagetop