すっぱちゃっぷす☆
そんなあたしに
マイティー先輩が言う。


「そうかぁ。じゃあ僕も君にあだ名をつけなきゃね」



……え?

マ…マイティー先輩??


あたしが見上げると

マイティー先輩は目を閉じて真剣に考えている。



「な…なんであたしにあだ名考えてるんですか?」



マイティー先輩は
驚いたように目を開けた。


「…だって、君も僕をあだ名で呼んだから。
僕はなんでもフィフティ・フィフティなんだ。」


爽やかに微笑んでから

また目を閉じて真剣に考えだした。



先輩…



発音が良すぎる先輩の
"フィフティ"が耳に残る…


ぼんやり見とれていると



「うん、決めた。」



マイティー先輩は微笑んで言った。




「お尻ちゃんはどうかな?」





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