すっぱちゃっぷす☆

マイティー先輩の決め台詞

「お、お尻…?」



その言葉と共に私の頭の中に浮かんだのは――。



お・し・り




川からどんぶらこ~、どんぶらこ~…
と流れてくるピンク色した「桃」だった。




その瞬間私の顔は、ぼわんっ!!




「あれ?お顔が真っ赤だよ」



マイティー白馬先輩は、クスクス笑う。




「あ、当たり前ですよッ…そ、そんなお尻ちゃんだなんてッ…!!」



手をうちわ代わりに、
パタパタさせて熱を冷まそうとする。






「――関谷?」



そのとき、後ろから私を
呼ぶ声が聞こえる。



しかも、超聞き覚えのある声…





「愛人?」



振り返ると、そこには愛人がいた。



いつものあくびは…してない。



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